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エースコンバット3 エレクトロスフィア、リメイク版が発売されない理由は?

エースコンバット3「エレクトロスフィア」のリメイク版が発表されない理由について考察してみました。
隠れた名作と評価されているエースコンバットシリーズ第3番目の作品でしたが、その世界観はぶっ飛んでいて、好みが完全に分かれる結果となりました。私は大大大大大好きなのですが、未来を先取りしすぎていてあまりにも現実離れしてしまっていたのは確かにあります。刺さる人には刺さると思うんですけどね。ではそんな作品がどうして放置されているのかを考えてみました。

目次

エースコンバット3リメイク版が発売されない理由は?

売上と評価の不確定要素

「エースコンバット3 エレクトロスフィア」は、発売当初日本国内で高い評価を受けましたが、海外版ではストーリーやキャラクターのカットが多く、一部の評価が分かれました。特に北米市場では、ストーリー重視のゲームプレイが受け入れられなかったことがあり、リメイク版の市場性に対する不安要素となっています。売上が予想を大きく下回るリスクを避けるために、バンダイナムコは慎重な姿勢を取っている可能性があります。

つまりは日本人と欧米人では刺さるポイントが違うわけです。欧米はリアルな路線を好みますよね。日本人は逆にアニメ的な世界観を好む人が多いように思えます。市場が世界を見ているから、自然とリアル路線に突き進むのはしょうがないのかなといったところです。

開発リソースとコストの問題

リメイク版を制作するには、現代の技術に対応するための多大な開発リソースとコストが必要です。オリジナルの「エースコンバット3」は、複雑なストーリーと多くのキャラクター、分岐するシナリオを特徴としており、これを高品質に再現するためには相当の手間がかかります。バンダイナムコは、このような大規模なプロジェクトにリソースを割くよりも、新作や他の人気シリーズに集中する方が効果的であると判断している可能性があります。

リアルな現場を取材するよりも、SFデザインやストーリー、新しい脚本からシナリオライティングまで、ひとつのアニメを制作するようなもんです。開発コストはやはり莫大なものになるのでしょう。

シリーズの進化と方向性

「エースコンバット」シリーズは、リアルな戦闘機シミュレーションに重点を置く方向に進化してきました。一方、「エースコンバット3 エレクトロスフィア」は、ストーリーや世界観に重きを置いた作品です。この違いにより、シリーズ全体の統一感を保つために、リメイク版の開発が避けられている可能性があります。シリーズのファン層のニーズを満たすためには、現行のリアル志向の路線を維持する方が適していると考えられるでしょう。

ファン需要の把握

リメイク版の制作には、強いファン需要が必要です。「エースコンバット3 エレクトロスフィア」はカルト的な人気を持つ作品ではあるものの、シリーズ全体の中での知名度や人気は他の作品に比べて劣るかもしれません。バンダイナムコがファンからの強い要望を感じていない場合、リメイク版の開発は後回しにされることが考えられます。ファンが声を上げ続けることで、状況が変わる可能性はありますが、現時点ではその声が十分に大きくないのかもしれません。

市場の競争とリスク

現在のゲーム市場は非常に競争が激しく、新しいタイトルやリメイク版が次々と発表されています。この中で「エースコンバット3 エレクトロスフィア」のリメイク版を投入することは、大きなリスクを伴います。バンダイナムコは、市場の動向や他の競合タイトルとの競争を慎重に見極め、リスクを避けるためにリメイク版の発表を控えている可能性があります。

技術的およびクリエイティブな挑戦

「エースコンバット3 エレクトロスフィアリメイク版」は、当時の技術では不可能だった表現やプレイを実現するためには、現代の技術を駆使する必要があります。しかし、オリジナルの魅力を保ちながら現代の基準に適応させることは、技術的およびクリエイティブな挑戦を伴います。このような挑戦を克服するためには、開発チームに高いスキルとクリエイティビティが求められ、それが実現できるかどうかが不透明な部分もあるでしょう。やはり、リメイク版を作るなら、続編としての世界を考えたほうが自然です。

経営戦略の優先順位

最終的には、バンダイナムコの経営戦略が大きな要因となります。リメイク版の開発が優先されるかどうかは、会社全体の戦略や目標によります。現在、バンダイナムコが他のプロジェクトや新規タイトルにリソースを集中している場合、「エースコンバット3 エレクトロスフィア」のリメイク版は後回しにされることになります。経営陣の判断によって、リメイク版の発表が見送られている可能性が高いです。

しかし、2024年現在、バンダイナムコの経営戦略を見ますと、IP(知的財産)xFANという中期目標を掲げており、ファンと繋がろうとする姿勢がうかがえます。私たちがエースコンバット3のリメイク(続編)を願い、発信して拡散されれば、その声は無視できないものになるはずです。

エースコンバット3リメイクに必要なこと

ファンが居て、システムがすでに完成されていることをバンダイナムコ様に届けたい

まずはリメイクを切望しているファンがたくさんいることをバンダイナムコ様に分かっていただきたいということがあります。そしてファンの思い、創造をうまく活かし、深い世界観を生み出すことができれば、世界から注目される作品になることは間違いないと思います。なぜならば、フライトシミュレータの絶対的王者ですから、フライトのリアル部分はほぼ完成されているのです。エースコンバット7ではほぼほぼ近未来設定ですし、MODでガンダムのような機体を飛ばす技術もあるわけです。

開発資金、世界観をファンが作り上げる

莫大な開発予算が必要だと思います。しかし、現代はクラウドファンディングがあるので、ファンの力が合わされば資金を集めることは可能だと思います。それに、ファンとしては、世界観を作り上げる一員として参加したいはずです。ごりごりの未来的世界観を広く募集してみてはどうなのかなと思います。月の裏側を攻略するミッションなんてあったらわくわくしませんか?

発信する力を集める

SNSやブログでファンがもっと声を上げる必要があるでしょう。
発信頻度やリポストが増えれば、それは嘘偽りのないファンの声として届くはずです。
私はブログで記事にしちゃいましたが、それだけエースコンバット3が好きなのです。現代の綺麗でかっこいいUIで楽しんでみたいと思いませんか?

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